初級者&中級者におすすめのウェッジ7選!初購入で迷った際の選び方も解説
ゴルフをはじめてしばらくすると、単品のウェッジがほしいと思う初心者や中級者もいるでしょう。
ライター自身もラウンドに慣れてきた時に「プロや上級者が持っているような、AやSではなく50度や56度のウェッジがほしい!」と憧れを持ったものです。
しかし、いざウェッジを選ぶとなると、なにを基準に選んだら良いのかわからないですよね。
本記事では、ゴルフに慣れてきた初心者〜中級者に向けて、おすすめのウェッジを7本紹介します。
気になるウェッジの選び方についても紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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【2024年最新】初心者~中級者に向けたウェッジおすすめ7選!
それでは早速、具体的にどのウェッジを選べば良いのか?初心者〜中級者に向けたおすすめを7本紹介します!
【初心者〜中級者向け】おすすめアイアン一覧表
スピンをかけてボールを止めたい人におすすめ「SMS Wedges P-GRIND」
商品情報
メーカー名:Edel Golf
商品名:SMS Wedges P-GRIND
価格(税込):¥36,850
おすすめの人
・ボールにスピンをかけたい人
・楽にバンカーから出したい人
商品の説明
まずは、Edel GolfのSMSウェッジのP-GLINDの紹介です。
SMSウェッジにはPを含めて5種類のグラインドが用意されており、Pはその中でも最もローバウンス設計がされているため、スピンコントロールをしやすいクラブといえます。
テレビでプロの試合を見ていて、ピンをオーバーしたのにバックスピンがかかってカップインしたという映像を見たことがある人もいるでしょう。
SMSウェッジを使えば、あなた自身があのスピンをかけることも夢ではありません。
また、いつものウェッジでは、硬い砂のバンカーではソールが弾かれて上手く打てないこともありますよね。
SMSウェッジであれば、ローバウンス効果で砂にもぐりにくい設計になっているため、硬いバンカーでも弾かれずボールを脱出させられます。
おすすめポイント
・ローバウンスソールによりスピンコントロールがしやすい
・初心者が苦手とする硬いバンカーも出しやすい
・ランを考えずキャリーでポイントを狙える
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商品詳細・スペック
長さ | 35~35.25inch |
重量 | 304g(ヘッド重量)/- |
ロフト角/ライ角/バウンス角 | ・58°/64°/6° ・60°/64°/8° |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | ・NS PRO950GH ・DG-S200 ・MODUS Wedge105 ・MODUS Wedge115 ・MODUS Wedge125 |
プロも使用する伝統的なウェッジソール「ボーケイ・SM9 F-GRIND」
商品情報
メーカー名:TITLEIST(タイトリスト)
商品名:ボーケイ・SM9 F-GRIND
価格(税込):¥27,500
おすすめの人
・打感の良さを求める人
・バンカーを簡単にしたい人
商品の説明
長年利用して全く飽きないと噂されるボーケイのSM9。
美しい見た目と使いやすさを兼ね備えたSM9は、ぜひ初心者のうちから使ってなじませてほしいウェッジです。
中でもF-GRINDはどのようなショットを打つ際でも万能クラブとして利用できるため、初心者や中級者に最適。
アプローチの上達はスコアの上昇に直結するため、迷った人はぜひSM9を手にしてみてください。
おすすめポイント
・高い弾道でグリーンを狙い、スピンをかけたい人
・抜けが良いため深いラフでも利用可能
・100ヤード以内のどの距離にも利用できる
商品詳細・スペック
長さ | 35.25~35.75inch |
重量 | ■Dynamic Gold ・46°、48°:462g ・50°、52°:465g ・54°、56°:474g ■BV105 ・46°、48°:443g ・50°、52°:447g ・54°、56°:456g ■N.S. PRO 950GH Neo ・46°、48°:441g ・50°、52°:444g ・54°、56°:453g |
ロフト角/ライ角/バウンス角 | ・46°/64°/10° ・48°/64°/10° ・50°/64°/8° ・50°/64°/12° ・52°/64°/8° ・52°/64°/12° ・54°/64°/14° ・56°/64°/14° |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | ・Dynamic Gold ・BV105 ・N.S. PRO 950GH Neo |
イルカがかわいいだけじゃない「DW-123」
商品情報
メーカー名:キャスコ(Kasco)
商品名:DW-123
価格(税込):¥23,760
おすすめの人
・ザックリやトップのミスをなくしたい人
・アプローチが苦手という人
商品の説明
1ラウンドを平均的なスコアで回る「アベレージゴルファー」が、もっとアプローチとバンカーを楽に寄せたい場合は、キャスコのDW-123を使用しましょう。
実は筆者も旧モデルを利用中。
もう4年ほど使っていますが、いままでセットアイアンのオプションとして購入していたウェッジと比べて非常に使いやすく、アプローチに自信が持てるようになりました。
ドルフィンウェッジは、徹底的に抜けの良さにこだわった「クアッドソールX」を採用しているので、バンカーからの脱出やザックリ・トップといった初心者にありがちなミスを防ぐことができます。
フェースを開かなくてもソール全体が機能するため、難しいことを考えずスクエアにスイングができるでしょう。
おすすめポイント
・抜けの良さで初心者にありがちなミスが防げる
・バンカー脱出率No.1(※キャスコ調べ)
商品詳細・スペック
長さ | 35.25~35inch |
重量 | ■N.S.PRO 950 GH ・46°、48°、50°、52°:446g/D2 ・54°、58°、60°、64°:452g/D3 ■Dolphin DP-231 ・42°、46°、48°、50°、52°:399g ・54°、56°、58°、60°、64°:405g |
ロフト角/ライ角 | ・46°/63°/2° ・48°/63°/2° ・50°/63°/2° ・52°/63°/2° ・54°/63.55°/2° ・56°/63.5°/7° ・58°/63.5°/7° ・60°/63.5°/7° ・64°/63.5°/7° |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | ・N.S.PRO 950 GH ・Dolphin DP-231 |
芯を外してもしっかり寄る!「 RTX6 ZIPCORE ウェッジ ツアーサテン」
商品情報
メーカー名:Cleveland Golf(クリーブランドゴルフ)
商品名:RTX 6 ZIPCORE ツアーサテン ウエッジ
価格(税込):¥23,459
おすすめの人
・アプローチを寄せてスコアをまとめたい人
・スピンをかけてボールを止めたい人
商品の説明
フルショットもアプローチもソールが抜けやすい、クリーブランドのRTX6 ZIPCORE ウェッジ ツアーサテン。
ロフト別に設定した「HydraZip」フェースで、あらゆる状況からのスピンコントロールが可能です。
今回はじめて単品ウェッジを購入する人におすすめなのは、ミスに強いため、芯を外してもしっかりと寄る”やさしさ”にあります。
ゴルフでは、必ずしもパーオンしなくても、アプローチで寄せてパーを取ればスコアがまとまりますよね。
アプローチの精度を上げたい人は、ぜひRTX6 ZIPCORE ウェッジ ツアーサテンを試してみてください。
おすすめポイント
・ミスに強い優しいウェッジ
・距離合わせがしやすい
・アイアン状に近くフルショットもしやすい顔を持つ
商品詳細・スペック
長さ | 34.875~32.25inch |
重量 | ■S200 ・46°、48°:462g ・50°、52°:466g ・54°、56°:470g ・58°、60°:474g ■S ・46°、48°:439g ・50°、52°:442g ・54°、56°:448g ・58°、60°:452g |
ロフト角/ライ角 | ・46°/64°/10° ・48°/64°/10° ・50°/64°/10° ・52°/64°/10° ・54°/64°/8°~12° ・56°64°/8°~12° ・58°/64°/6°~12° ・60°/64°/6°~12° |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | ・Dynamic Gold ・BV105 ・N.S. PRO 950GH Neo |
ノンメッキフェースで安定のスピン性能「MG3 クローム ウェッジ」
商品情報
メーカー名:TAYLOR MADE(テーラーメイド)
商品名:MG3 クローム ウェッジ
価格(税込):¥15,800
おすすめの人
・スピンをかけて狙った場所にピタッと寄せたい人
・ノーメッキのやわらかい打感がほしい人
商品の説明
テーラーメイドのMG3 クローム ウェッジはノンメッキフェースを採用したことで、高いスピン量のあるボールを打つことができます。
初心者のうちは、とにかくグリーンに載せようと、失敗の少ない転がしのアプローチを使用するという人も多いでしょう。
しかし、スピンをしっかりとかけられれば、思った場所にボールを置くことができ、パターでのカップインまでの打数が少なくなることが期待できます。
MG(ミルドグラインド)シリーズの代名詞でもある「ミルドグラインドソール」は、人の手では再現することが難しい精密な加工を「CNC精密加工」により実現したもので、安定したパフォーマンスを提供してくれるでしょう。
おすすめポイント
・ノンメッキフェースで安定したスピンをかけられる
・ミルドグラインドで抜けの良さを実現、安定のパフォーマンスを得られる
・グルーブ間にバー状の突起を搭載し、グリーン周りのショットの精度を高められる
商品詳細・スペック
長さ | 35.25~35.75inch |
重量 | ■Dynamic Gold ・50SB、52SB:約467g ・54SB、56SB、56LB、56 HB:約475g ・58SB、58LB、58HB、60SB、60LB、60HB:478g ■N.S.PRO MODUS3 TOUR ・50SB、52SB:約449g ・54SB、56SB、56LB、56 HB:約456g ・58SB、58LB、58HB、60SB、60LB、60HB:460g |
ロフト角/ライ角/バウンス角 | ・46SB/64°/9° ・50SB/64°/9° ・52SB/64°/9° ・54SB/64°/11° ・56SB/64°/12° ・56LB/64°/8° ・56HB/64°/14° ・58SB/64°/11° ・58LB/64°/8° ・60SB/64°/12° ・60LB/64°/8° ・60HB/64°/12° |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | ・Dynamic Gold ・N.S.PRO MODUS3 TOUR |
かつてないスピンレベルで安定の寄せを実現「JAWS ウェッジ クロム WGRIND」
商品情報
メーカー名:キャロウェイ (callaway)
商品名:JAWS ウェッジ クロム WGRIND
価格(税込):¥15,400
おすすめの人
・ボールがフェースに乗る感覚を味わいたい人
・ダフリやチョロのミスを減らしたい人
商品の説明
「ボールを噛む」「ボールがグリーンを噛む」の意味を込めて「JAWS」の名前を冠した力強いウェッジ「JAWS ウェッジ クロム」も初心者〜中級者におすすめです。
新たな形状の溝、37Vグルーブを施したことで、安定して大きなバックスピンを生み出すことができました。
従来のウェッジでは、スピンをかけたいのに上手くかからず狙いよりもオーバーしてしまうという経験は誰でもありますよね。
特にWGLINDは最もやさしいタイプのグラインドとなっており、はじめて単品ウェッジを購入する人にもおすすめです。
おすすめポイント
・バンカーショットへの苦手意識がなくなるハイバウンス設計
・普通に打っても安定した大きなバックスピンをかけられる
商品詳細・スペック
長さ | 35~35.75inch |
重量 | ■DYNAMIC GOLD S200 ・50W、52W:472g ・54W、56W:478g ・58W、58W、60W、60W:481g ■N.S.PRO MODUS3TOUR 105 (S) ・50W、52W:450g ・54W、56W:456g ・58W、58W、60W、60W:459g ■N.S.PRO 950GH NEO (S) ・50W、52W:448g ・54W、56W:454g ・58W、58W、60W、60W:456g |
ロフト角/ライ角 | ・50W/64°/12° ・52W/64°/12° ・52W/64°/12° ・56W/64°/12° ・58W/64°/8° ・60W/64°/8° ・60W/64°/12° |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | ・Dynamic Gold S200 ・N.S.PRO MODUS³ TOUR 105 (S) ・N.S.PRO 950GH neo (S) |
雨でも強スピンで寄せられる「T22 ウエッジ D-TYPE」
商品情報
メーカー名:MIZUNO(ミズノ)ゴルフクラブ
商品名:T22 ウエッジ D-TYPE
価格(税込):¥22,000
おすすめの人
・悪天候でも安定したパフォーマンスをしたい人
・グリーン周りの精度を高めたい人
商品の説明
ミズノのウェッジシリーズ「T22」から、D-TYPEをピックアップ。
ヘッドは前作の「T20」よりも小ぶりになっており、操作性が高まっているのがわかります。
最大の特徴は、54°〜58°までの、1°刻みでロフト角が選べる点。
豊富なバリエーションから自分に最適の1本を探し出せるでしょう。
また、ミズノの「T22」は、雨や霧の中でゴルフをした際に、思うようにスピンがかからないという経験を持つ人にも特におすすめです。
「ハイドロフローマイクログルーブ」テクノロジーによりフェース面にごく細い溝を作り、ボールとフェースの間に入り込む雨や露などの水分によるスピン性能の低下を防ぐ機能もあるため、悪天候でも安定したスピンがかけられます。
おすすめポイント
・1°刻みでロフト角が選択可能
・悪天候でも安定したスピンがかけられる
商品詳細・スペック
長さ | 35inch |
重量/バランス | 475g |
ロフト角/ライ角/バウンス角 | ・54°/63°/8° ・55°/63°/9° ・56°/63°/10° ・57°/63°/11° ・58°/63°/12° |
ヘッド素材 | 銅メッキ |
シャフト | ・Dynamic Gold S200 |
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ゴルフのウェッジとは
そもそも、ゴルフのウェッジとはどういうものなのでしょうか。
ゴルフのウェッジは主に100ヤード以内のアプローチやバンカー、ラフからの脱出に使われるクラブで、4種類に分かれています。
それぞれの役割や飛距離は以下の通りです。
ウェッジ種類 | ロフト角の目安 | 役割 | 目安の飛距離 |
---|---|---|---|
ピッチングウェッジ (PW) | 44〜48度 | ・ボールを高く上げてグリーンで止める ・転がしのアプローチで使用 | 100ヤード前後 |
アプローチウェッジ (AW) | 48〜53度 | ・グリーン周りのアプローチで使用 ・PWとSWの飛距離の差を埋める | 90ヤード前後 |
サンドウェッジ (SW) | 53〜58度 | ・バンカーショット | 80ヤード前後 |
ロブウェッジ (LW) | 60度以上 | ・ボールを高く上げたいとき | 50ヤード前後 |
記載した飛距離は、アマチュア男性の目安の数字です。
単品のウェッジには「ピッチングウェッジ」「アプローチウェッジ」など名前がついていないため、45度=ピッチングウェッジ、50度=アプローチウェッジといったように使い分けをします。
以下で特徴を見ていきましょう。
ピッチングウェッジ(PW)
ピッチングウェッジは、9番アイアンよりもシャフトが短く重いクラブです。
ウェッジの中で一番ロフト角が少なく、フルショットで100ヤード前後が目安となっています。
ボールを高く上げてグリーンで止めることに向いているので、狙った距離を直接打つクラブとしておすすめです。
また、他のウェッジに比べてロフトが立っている分パターと同じイメージで使用して転がすクラブとしても利用できます。
アプローチウェッジ(AW)
アプローチウェッジは、ピッチングウェッジとサンドウェッジの飛距離差を埋めてくれるクラブ。
48〜53度を使用することが多く、フルショット以外にもグリーン周りでピッチ&ランが打ちやすいです。
POINT:ピッチ&ランとは?
ボールが飛んだ距離と転がった距離が同じくらいの打球のこと。ボールをキャリーでしっかりと運んでランで転がすため、障害物を気にせずピンを攻められます。
ピッチングウェッジよりもロフトが少ないため、深いラフからの脱出にも使用がおすすめのクラブです。
サンドウェッジ(SW)
サンドウェッジは、主にバンカーショットで使用するウェッジです。
サンドウェッジとして使用するウェッジは、リーディングエッジからソールの頂点との角度である「バウンス角」が大きいほど、バンカーから出しやすいクラブといえます。
飛距離の目安は80ヤード前後で、深いラフからの脱出や短い距離のアプローチにも使える有能なクラブです。
ロブウェッジ(LW)
ロブウェッジとはその名の通り、ボールをふわっと上げるのに役立つウェッジです。
サンドウェッジよりもロフト角が少ないため、その分飛距離が出づらく、50ヤード前後が目安となっています。
ロブウェッジはフェースが上を向いている分リーディングエッジがボール自体に当たってトップになりやすい傾向を持つため、難しいとする人もいるでしょう。
上記の特徴から、ウェッジを選ぶのであれば、まずはピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジの3本からの検討で十分です。
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ウェッジを別で購入するのはなぜ?
結論からいうと、各メーカーが販売しているアイアンセットの流れにある、ピッチングウェッジやサンドウェッジなどのセットウェッジを使用し続けても、問題はありません。
むしろ、単品ウェッジよりもセットウェッジの方がロフトが立っているものが多いため、やさしく打つことができるという感想を持つ人も多いでしょう。
それでも別で購入するのは、単品ウェッジは操作性が高くソールの幅も狭いため、難易度の高いコースセッティングに対応できるから。
単品ウェッジは「スピンの効いたボールでグリーンにピタッと止めたい」というような個々の要望に応えやすいのです。
ただし、ミスはミスとしてはっきり出るので、ある程度ゴルフを経験した初心者やスコアアップを狙う中級者から取り入れていくのがおすすめです。
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初級者&中級者におすすめのウェッジの選び方のポイント4つ
ここまで読んで、単品ウェッジの購入を決意した人もいるでしょう。
ここからは、ウェッジ選びのポイントを4つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
実はライターははじめは、ウェッジの見た目以外の違いがわからず、どのように選んだら良いかわかりませんでした。
この章を参考に、自分の希望に合ったウェッジを選びましょう。
ロフト角
ロフト角とは、クラブを垂直に構えた時、クラブのボールが接するフェース部分と垂直線との間の角度を指します。
ロフト角が与える影響→飛距離・ボールの弾道の高さ
多くのメーカーが出しているアイアンセットには、ピッチングウェッジまでが入っています。
ピッチングウェッジのロフト角を調べた上で、アプローチウェッジ、サンドウェッジの順に、4〜6度刻みにしておくと距離を打ち分けやすくなります。
必ずしも4~6度刻みにしなければならないわけではありません。ライターのウェッジはAW:50度、SW:56度でセッティングしています。PWはアイアンセットを入れ替えた結果42度になりましたので差が8度、6度となっていますがPWのハーフクォーターショットで飛距離差を埋めることで問題なく使用しています。
ソール形状
次に、ソールの形状を見てみましょう。
ソールとはゴルフクラブのヘッド部分の地面と接する底面部分を指します。
ソールが幅広いウェッジであればヘッドがブレづらいため、ミスに強いという特徴があります。
ソールが多面的に削られていれば、フェースを開いて使いやすく、ソールの抜けが良いため、転がしたりボールを上げたりと色々な打ち方をしたい技巧派ゴルファーにおすすめです。
POINT
やさしさ重視→幅広ソール
操作性重視→多面ソール
多面ソールは上級者も使う難易度の高いソールのため、これからはじめて単品ウェッジを購入する人は、幅広ソールが良いでしょう。
シャフト重量
ウェッジの重量は、アイアンより少し重いくらいがおすすめです。
クラブは重いほど、重量にまかせて振りやすいので、余分なゴルフスイングの動きがしにくくなり、スイング軌道が安定します。
ウェッジはフルショットよりもコントロールショットでの使用が多いため、スイング軌道が安定した方が、良いアプローチやバンカーショットが可能です。
かといって重すぎるものでは扱いづらいため、スチールシャフトのアイアンを使用している場合は少し重いウェッジ、カーボンシャフトのアイアンを使用している場合はスチールシャフトのウェッジを選ぶと良いでしょう。
バウンス角
最後に見るポイントは、バウンス角です。
ウェッジのソール部分の出っ張りをバウンスといい、水平面に対する出っ張りの角度をバウンス角といいます。
一般的に0度~8度のバウンス角をローバウンス、12度~16度くらいをハイバウンスと呼んでいます。
ローバウンスはソールの膨らみが少ない分、ボールだけをクリーンに打つことが可能です。
一方、ハイバウンスは先にバウンスが地面に当たるため、クラブヘッドが地面に刺さりにくく、少々ダフっても滑ってくれるのが特徴です。
POINT:バウンス角はミスの傾向に合わせて選ぼう
・ザックリが多い→ハイバウンス(0~8度)
・トップが多い→ローバウンス(12~16度)
・バンカーが苦手→14度程度(バウンスを大きくすることで刺さりづらい)
プレーをしている中で、どのようなミスが多いかを把握すると選びやすいです。
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ウェッジ購入の際のよくある質問
最後に、ウェッジ購入の際のよくある質問をまとめました。
特にはじめてウェッジを選ぶ人は、ぜひ参考にしてみてください。
- 初心者に向けたウェッジの選び方はあるのですか?
-
「やさしいクラブ」を選ぶのがおすすめです。
ライター亜月初心者の人がはじめて単品ウェッジを購入する際は、やさしいクラブを選択しましょう。
プロや上級者と同じスペックのものを使ってしまうと、思わぬミスを招いてしまいます。
・ソールは幅広いもの
・重量は重すぎないもの
・ミスの傾向に合わせてバウンス角を選ぶこれだけで、かなり扱いやすいウェッジが絞り込めるでしょう。
- 選ぶウェッジによって飛距離は変わるの?
-
変わります。
ライター亜月ウェッジはロフトにより飛距離が変わります。
例えばピッチングウェッジで良く使われる44~48度と、アプローチウェッジで良く使われる48~53度でも、飛距離が変わってきます。
とはいえ、ウェッジは基本的にフルショットではなくコントロールショットで使用するもののため、役割により選択すると良いでしょう。
- ウェッジは中古でも問題ない?
-
ウェッジは中古でも問題ありません。
中古クラブには、新品よりも値段が安かったり、現在廃盤になってしまった掘り出し物があったりと、ならではのメリットがあります。
ライター亜月中古クラブで安くウェッジを手に入れて、自分に合ったものを探すのもおすすめです。
ただし、ウェッジのフェース部分に切ってある溝がすり減ってしまっていると、ボールにスピンがかけづらくなるため、かえって使いにくいことも。
まずは中古クラブで試したいと思う場合は、ウェッジの溝部分はしっかり気にしつつ、クラブ選びを行いましょう。
- ウェッジは絶対に必要?
-
必要です。
ウェッジに限らずゴルフクラブにはそれぞれの役割があります。
・ドライバー…ボールを遠くへ飛ばすためのもの
・ウッド…ドライバーに次いでボールを遠くへ飛ばすためのもの
・アイアン…グリーンにボールを乗せるもの
・ウェッジ…コントロールを必要とするショットに用いるもの
・パター…グリーン上のボールをカップインさせるもの
もちろんドライバー、ウッド、アイアンだけですべてパーオンをさせられれば、ウェッジの出番はありません。
しかし、それはプロや上級者も難しいことで、初心者や中級者にはなおさらですよね。
初心者や中級者は、パーオンしなくて当たり前と考え、あとは寄せで勝負しましょう。
ライター亜月寄せの役割を担うのが、ウェッジです。
3番ウッドや5番アイアンを抜いてでも、ウェッジは必要と考え、良いクラブを選んでいきましょう。
- ウェッジでスコアは変わる?
-
変わる可能性があります。
スコアメイクには飛距離のほか、アプローチでどれだけ寄せられるかが重要です。
2打でピンから遠いグリーン上にパーオンさせるよりも、3打で確実にピンに寄せて1パットで沈めるという戦略を持つ上級者もいます。
ライター亜月今回紹介したウェッジは初心者でもスピンをかけやすくピンに寄せやすいもののため、ぜひ自分の気に入る1本を選んでみてください。
- ウェッジに男女の区別はあるの?
-
特に有りません。
ライター亜月違いを設けるとしたらシャフトの硬さや長さです。
しかし、ウェッジ以外のクラブに関してもいえることで、柔らかいA〜Lシャフトを「女性用」、R以降のクラブを「男性用」として売り出しても、自分が打ちやすいと思えば、RやSRを利用する女性もいますし、Aを利用する男性もいます。
ウェッジでも同じで、使いやすいものを選ぶのが良いため、色々と振ってみるのがおすすめです。
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自分に合ったウェッジを選んでアプローチの名手になろう!
初心者〜中級者におすすめの単品ウェッジを7本紹介しましたが、良いと思うものはあったでしょうか?
単品ウェッジを取り入れることで、ボールのスピンを増やしてグリーン上の狙った場所にボールを置けたり、思い描いた通りのショットを打てたりするメリットがあります。
筆者自身もウェッジを変えたことで、バンカーからの脱出やアプローチでの寄せがしやすくなりました。
ウェッジは1本だけ購入という人はあまりおらず、用途に分けて3〜4本入れるのが一般的です。
ロフト角の差が均等になるよう選択しつつ、ピッチングからの流れをくんで最もスコアメイクができるようなウェッジを選びましょう。
ウェッジの選択次第で、アプローチが変わり、スコアが変わることも十分考えられますよ。