ゴルフの飛距離が夏と冬で変わる理由とは?

「なんだか冬になってから飛距離が落ちた気がする……」と感じたことはないでしょうか?
また、逆に冬にゴルフを始められた方は、夏になってから飛距離が出るようになって驚いたことがあるかもしれません。

そこでこちらの記事では、ゴルフの飛距離が冬になると落ちてしまう理由と対策方法を紹介します。飛距離が出ずに悩んでいるゴルフ初心者の方はぜひ最後までご覧ください。

目次

季節ごとにゴルフの飛距離が変わる理由

ずばり、季節ごとにゴルフの飛距離は変わります
それぞれの季節ごとに飛ぶ理由や飛ばない理由を詳しく解説していきます。

夏の場合

夏は比較的飛距離の出やすい季節になります。
夏に飛距離が出る理由は、気温によって空気抵抗が小さくなっているためです。

空気抵抗とは、物体が空気中で動くときに空気から受ける抵抗力のことです。
ゴルフの場合、空気抵抗が小さいとボールはよく飛ぶようになります。
気温が高いほうが空気抵抗は軽くなるという仕組みのため、夏はボールが抵抗を受けにくく、よく飛ぶということです。

ただし、夏は気温と湿度が高いため、疲れやすい季節でもあります。
ボールの飛距離自体が出る環境であっても、ご自身の身体の不調で本来のパフォーマンスが発揮できないという可能性も考えておきましょう。

冬の場合

冬になると10~20ヤードも飛距離が縮んでしまうという方は多いです。
冬のゴルフで飛距離が出ない理由は主に4つあります。

理由① 気温の低下による空気抵抗の上昇

まずは、夏についての項目で紹介した理由と同じ内容が挙げられます。
気温が高いほうが空気抵抗は小さくなり、ボールが飛びやすくなるということは、反対に寒い冬では空気抵抗が大きくなるため飛距離が出にくくなるということです。

理由② ボールが冷えてしまっている

ゴルフボールに使われている素材は、冷えることでやや硬くなることがあります。
そのため、あまり飛ばなくなってしまうことにつながります。

ただし、近年のボールではあまりその心配はありません。
昔よく使われていた「糸巻ボール」というものでは冬には15ヤードも落ちてしまったという例もありましたが、近年のボールでは影響が出たとしても1~5ヤード程度です。

理由③ 厚着で身体がうまく動かせない

冬のゴルフで飛距離が出ない理由は、ボール以外にもあります。
防寒対策で厚着していると、身体が動かしづらくなるため、自分ではいつもと同じ動きをしているつもりでもうまく動けていないということが考えられます。

理由④ 寒さによる身体への影響

冬の中でも特に寒い日は、ご自身の身体にも影響が出ます。
気温が低くなると、人間の身体はこれ以上熱を逃がさないように全身を縮こめる反応をします。
結果、筋肉が固くなり、身体を動かしづらくなるのです。

春の場合

春は冬と比べると暖かくなるため、飛距離は出るようになります。
一方で、風の強い季節でもあるため、風の影響を受けて飛距離が出なくなるという可能性も同時にあり得ます。

また、春の特に3月頭頃の時期は1日の中でも寒暖差の激しい季節です。
そのため、同じ日でも飛距離が異なることがあります。

秋の場合

秋は夏と比べると気温が下がるため、空気抵抗やボールの温度の面では冬と同様に飛距離に影響が出る可能性があります。
しかし、秋は夏ほど気温も湿度も高くなく、尚且つ冬ほど寒くもない、ちょうどよい季節でもあります。
ご自身の身体をうまく動かせる季節でもあるため、飛距離が出せることも期待できます。

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冬のゴルフで飛距離が出ないときの対策方法

ここまでで、気温の低い冬はゴルフの飛距離が出にくいということと、その理由を解説してきました。
とはいえ、冬の間もできるだけゴルフは楽しみたいものです。
そこで冬のゴルフで飛距離が出ないときに試していただきたい対策方法を紹介します。

対策① ボールをポケットに入れて温める

冬はボールが冷えすぎないようにポケットに入れておくと、ある程度の対策になります。
また、前日の段階から暖房のきいた部屋にボールを置いておくとより効果が期待できます。

対策② 冬用のゴルフウェアを見直す

冬は厚着をしているため身体がうまく動かせず、結果、飛距離があまり出ないということが考えられます。
そのため、できるだけ身体の動きに干渉しないゴルフウェアを選ぶのもよいでしょう。

近年では、薄手でも十分に防寒できる冬用のゴルフウェアも出ています。
古いウェアを長年使っている方は、これを機に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

対策③ ストレッチをして身体を温める

身体が冷えることで筋肉が硬直し、うまく身体を動かせないことで飛距離に影響が出ることもあります。
冬の日は、特に入念にストレッチをして、身体を温めましょう。

対策④ 飛距離が出ないことを割り切って目標を立て直す

「冬だから飛距離が出ないのはしょうがない」と割り切ってしまうのもひとつの手です。
なぜなら、冬のゴルフで飛距離が出にくいのは他の人も一緒だからです。
飛距離が出ないものだと割り切ったうえで、夏と冬で別の目標を設定すると、悩みすぎず、のびのびとゴルフを楽しめます。

また、おおよその目測で夏よりも飛距離が出ていないように感じ、焦ってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合は、距離計を使って自分の正確な飛距離を把握することもおすすめです。
夏と冬で明確にどの程度の違いがあるのかを把握することで、適切な目標設定ができるようになります。

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冬のゴルフで飛距離が出なくなる理由は空気抵抗や身体の冷えによるもの

以上、冬のゴルフで飛距離が出ない理由と対策方法を紹介しました。
冬は気温が下がるため、どうしてもボールが飛びにくくなってしまいます。
また、身体が冷えることでうまくパフォーマンスを発揮できないという可能性も。

冬のゴルフで夏よりも飛ばないのは他の人も一緒なので、焦らずに本記事で紹介した対策を1つずつ試してみてください。

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この記事を書いた人

熊田貴行のアバター 熊田貴行 編集長

株式会社MEMOCO代表でありながら、OKIAZE BLOG編集長に就任。ゴルフは未経験ながらも本メデイア立ち上げにつきゴルフ専門ライターさんたちに教わりながら目指せ100切りを目標に日夜練習に励む。

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